髪の毛の静電気対策②

前回の内容に引き続き、今回も静電気についてのお話になります。

髪の毛が静電気を帯びる原因

③ブラッシングのしすぎ→髪の毛がダメージしていなくても、静電気が起こる場合があります。
髪の毛は表面を油分の膜で覆って、外部からのダメージを防いでいます。
1日に何度もブラッシングすると、油分の膜が剥がれてしまい、髪の毛が乾燥しやすい状態になってしまいます。
そこへブラッシングによる摩擦が加わって、静電気が起きてしまうのです。
ブラッシングは髪の毛の絡まりをほどいたり、皮脂をなじませてくれるなどのメリットもあります。
しかし、やりすぎは静電気を起こすだけではなく枝毛や切れ毛にも繋がるので1日3回程度にとどめましょう。

④着ている洋服の素材→身につけている衣類によっても、静電気を集めてしまう場合があります。
ポリエステルやナイロンなど化学繊維を含む衣類は、マイナスの電気を帯びやすいので、プラスの電気を帯びやすい髪の毛が近づくと静電気が発生しやすくなります。
ウールや綿などの天然素材もプラスの電気を帯びる傾向にあります。
洋服の素材の組み合わせによっても、髪の毛の静電気トラブルに繋がる可能性もあります。


前回、今回の記事では髪の毛に静電気が発生する原因についてご説明していきました。
次回は静電気を防ぐ対策についてご説明していきたいと思います。