黒染めについて②

次回に続き、黒染めについて詳しく解説していきたいと思います。
前回、黒染めと黒に近い暗めカラーについてお話させていただきましたが実際どちらを選べば良いか迷ってしまいますよね。

【髪の毛を暗くする際のポイント】

①どの程度の暗さにしたいか?
黒髪にも明るさがあります。あまりにも真っ黒な色味だと、不自然で重たい印象になってしまいます。
ある程度トーンが暗くなれば良い場合は、ナチュラルな暗めカラーがオススメです。
職場によっては地毛よりも暗くしなければいけないケースもあるかと思います。
その場合は染料がたくさん含まれている、黒染めが良いでしょう。
 
②どのくらいの期間暗さをキープしたいか?
美容師は髪の毛を染める際、今後の色落ちを考慮して薬剤を選定します。
暗めカラーの場合、染料の配合が黒染めより少ない為、色落ちが3週間〜1ヶ月と早めです。
しばらく明るくする予定がない場合や、長期間黒髪をキープしたい場合は、約3〜4ヶ月色もちする黒染めをオススメします。
黒髪をキープしたい期間をきちんと提示していただく事で、薬剤の選定が変わってきます。

③今後髪の毛を明るくする希望があるか?
前回の記事でもお伝えしましたが、暗めカラーや黒染めを行った後は、次回以降髪色を明るくしたり、カラーチェンジをする事が難しくなります。
複数回ブリーチを繰り返さないと、髪色が明るくならない場合もあります。
金銭的負担や髪の毛へのダメージもかなり大きいです。
髪の毛を暗くする場合は、担当美容師とよく相談していただくと良いと思います。


また、市販のカラー剤には髪質やダメージ度合い、元の髪色を問わずしっかり染まるよう。強い薬剤が配合されているものが多いです。
ムラになる場合も・・・。
美容室にて求める暗さやダメージ度合いにあった薬剤でヘアカラーしていただく事をオススメします!

前回に引き続き、黒染めについて解説させていただきました。
ヘアカラーについてお悩みがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。