ヘアアイロンを毎日すると髪の毛が硬くなる？②

前回に引き続き、ヘアアイロンによる髪の毛のタンパク変性についてのお話です。

髪の毛がタンパク変性を起こさないように気をつけていただきたい事について、説明していきます！

ヘアアイロンで髪の毛をプレス(挟む)時に、強い力で髪の毛をプレスすると、摩擦が大きくなってしまい、キューティクルを傷つけてしまう可能性があります。

キューティクルが剥がれてしまうと、その部分がダメージに弱くなってしまいます。
しっかりストレートにしようと、強い力で引っ張っている方は要注意です！

このようなお話をすると、ヘアアイロンを使ってはダメかしら⁇と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
決して、ヘアアイロンを使ってはいけないのではなく、正しい使い方をしていただければ大丈夫です‼︎

髪の毛をしっかり乾かし、きちんとコームでとかして髪の毛の表面を整えてから、優しい力でプレスしましょう。

設定温度は140℃〜160℃くらいが良いです。
同じ箇所に2秒以上熱を与えないように、1度アイロンを通した場所には、何度もアイロンを通さないようにしましょう！

日々のダメージを防ぐ為に、思い切って縮毛矯正やパーマをかける事もお勧めです。
毎日のヘアアイロン、コテよりも1回の縮毛矯正、パーマの方が髪の毛の負担は少ないかと考えます。


もし、頻繁にヘアアイロン、コテをされる方で髪質が変わってきたかもと感じている方がいらしたら、タンパク変性を起こしている可能性があるかもしれません。

日々のスタイリングの仕方を見直していただき、ご自身では扱いにくくなってしまったらサロンでのトリートメントで髪の毛のダメージを修復してあげましょう。
お困りの際は1度ご相談ください！