ヘアアイロンを毎日すると髪の毛が硬くなる?①

髪の毛にクセがある方、日々のスタイリングなどには欠かせないヘアアイロン

ヘアアイロンを頻繁になさる方は髪の毛のダメージが気になるかと思います。
実はヘアアイロンが与える影響は、髪の毛のダメージだけではありません。


《ヘアアイロンが髪の毛に与える影響》

・カラーが染まりにくくなり、発色も悪くなる。
・パーマや縮毛矯正のかかりが悪くなる。


頻繁にヘアアイロンをされている方、髪質が変わったなと思う事はありませんか?
髪の毛がパサパサになったり、チリチリになったり、硬くなったり・・・と。

これらは髪の毛のダメージの影響もありますが、髪の毛のタンパク変性も原因の1つです。

髪の毛はヘアアイロンの熱を受けると、髪内部のタンパク質が固まってしまう、
「タンパク変性」を起こします。
タンパク変性を起こした髪の毛は、柔軟性がなくなってしまい、硬くなってしまうのです。

タンパク変性は生卵がゆで卵になる理屈と同じで、頻繁にヘアアイロンを使用している方ほど、タンパク変性を起こしている可能性が高いです。

髪の毛がタンパク変性を起こしてしまうと

①髪にまとまりがなく、扱いにくくなる
②髪の毛が広がりやすくなる
③シャンプーの泡立ちが悪くなる
④コテで巻いても、ウェーブがすぐ落ちてしまう
⑤パーマ、縮毛矯正のかかりが悪くなる
⑥カラーが染まりにくく、発色も悪くなる

などなど、たくさんのデメリットがあります。
 
髪の毛のタンパク変性は、髪の毛が熱の影響で固まってしまった髪の毛の火傷の状態で、対処がとても難しいのです。


次回の記事ではタンパク変性を防ぐ為に気をつけたい事について、お話したいとと思います。