人種による髪質の違い

今回は人種による髪質の違いについてのお話です。

日本人の女性の髪の毛の太さは、平均で0.08ミリ。
欧米人の平均は0.05ミリで、日本人の髪の毛は平均して欧米人の1.5倍の太さです。

日本人を含む黄色人種は直毛が多く、白人は波状毛、黒人は縮毛が多いと言われています。


人種による違いは太さだけではなく、断面の形状やキューティクルにもあります。
一般的にアジア人の髪の毛は、断面が真円に近いのに対し、欧米人に多い波状毛は楕円形、黒人に多い縮毛は円を潰したような偏平な形をしています。


日本人の髪の毛の方が欧米人の髪の毛に比べて、キューティクル1枚1枚が厚く硬めで、重なりが密になっています。
また、日本人の髪の毛の方がキューティクルが大きく剥がれやすく、傷みが進みやすい事が分かっています。


また、アジア人の多くが黒髪です。
欧米人はブロンドや栗色などです。


人種による髪質や髪色の違いは、人類の進化の過程など様々な影響を受けながら、現在の状態へとなっているのです。
とても奥が深いですよね！