洗髪の歴史①

日本ではいつ頃から洗髪するという習慣が始まったのでしょうか?

洗髪頻度が高くなったのは、戦後からのようです。
それまでは平均月1〜2回でクシやブラシでとかす事で対処していたと考えられているそうです。

とかして髪の毛の汚れを落とし、頭皮の皮脂を髪の毛に移して脂肪酸へ変質する事を抑え、頭皮への刺激や臭いを軽減させていたのではと考えられています。
しかし臭いは完全には抑えられず、お香を使って臭いを消していたという記述があるそうです。

長い間月1〜2回だった洗髪頻度が高くなった背景のひとつに内風呂が普及した事が大きく影響していると考えられています。

明治時代までは皮脂や髪油などの汚れを落とす為に、粘土や火山灰、ふのりや卵白などが使われていました。
大正時代に髪洗い粉が出回り、1930年代に固形石けんが発売され、1955年に粉末シャンプー、1960年に液体シャンプーが発売されて現在に至ります。

1960年頃のシャンプーの広告キャッチコピーは
「5日に1度はシャンプーを」
だったそうです‼︎

洗髪頻度が高くなる事により、痒みやフケが気にならなくなり、快適で心地よい為、洗髪が習慣化されたと考えられているそうです。


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